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  • ハッピーメール【18禁】

「オリジナル」の記事一覧

蛸三郎

「われおもう、ゆえにわれあり」 今、ある原子力発電所の排水パイプの下に住む一匹のタコが、自我を得た。名は、仮に蛸三郎とでも名づけておこう。 「俺はどこから生まれ、どこに行くのか」 蛸三郎は、二メートル近い巨躯をのっそりと揺らしながら、歩み出す。原発の排水は、海へ多大な栄養素を垂れ流しているらしく、蛸三郎は十六本の触手を有していた。それらを使い、海から浜辺へと上がり、内地に向かう。 「答

リング

四角いリングの中では、半裸姿の女。それと、食虫花を思わせる怪物が、対峙している。 「ちくしょう・・・この、化け物・・・」 女は息を荒げ、焦燥感に包まれていた。目前にある化け物は、美しい花を実らせてはいるが、粘液にまみれた触手を持ち、獲物を狙っている。獲物とは、もちろんリングの中にいる女だ。 「せりゃあッ!」 女が叫びと共に、前へ出た。触手の間を抜け、花を狙いにいく。女には手持ちの武器など無

ある存在との歳月 その5

「9:交わり」 カシャッ 券売機から出てきたキップを掴み、急いで改札口を通過する。 「はあっ…はぁっ…」 雪奈は息を切らしながら、階段をかけあがった。 「あぁあっ……」 丁度昇りきった時、電車はゆっくりと次の駅に向かって走り始めていた。 雪奈は、荒い呼吸を整えようと深呼吸をした。 そしてまわりをゆっくりと見回してみる。 朝はやい駅のホーム 普段人がたくさん立ち並んでいる

ある存在との歳月 その4

「8:母子相姦」 リビングで一人椅子に座り、テーブルに肘をついて、私はうなだれていた。 あれからしばらく泣いていたが、結局化け物は戻ってはこなかった。 火照る体を少しでも押さえようと、冷たいシャワーを浴び、私は失意のうちに浴室を出た。 着てきた洋服は溶かされてしまった為、仕方なく雪奈ちゃんの洋服を借りた。 そして家に戻り、自分の洋服に着替えると、また雪奈ちゃんの部屋へと戻ってきたのだ

ある存在との歳月 その3

「6:衝動」 「ゆ・・雪奈・・しっかりしてよ!」 側にいたあおいが、私にしがみついてきた。 肩を掴まれ、私は前後に激しく揺さぶられる。 「あ・・・あおい・・・・」 そこでようやくあおいの存在を思い出した。 (あおい・・・あおいも一緒に・・) 「よかった。はやく逃げないと!ねっ・んんっ」 私が気づいた事に、ホッとしたような表情を浮かべていたあおいの唇を、私はおもわず奪っていた。
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