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黄昏れゆく世界

これが、私の最後の日記になるかもしれないので、特に書き記す事にした。誰かがこれを読み、何らかの生きる手がかりとなる事を願って。2005年一月O日。竹原敦子。 「どこも人影は無しか」 見慣れた大通りには、誰もいなかった。ちょっと前まで、この辺りは都心のど真ん中で、絶えず人で賑わっていた場所。それなのに今は誰もいない。いや、消されたのだ。 「車もガソリンも無し。歩くしかないか」 銃の安全装

ヒロイモン

「なんだ、これ」 小学校からの帰り道、千沙(ちさ)は道端に落ちているダンボール箱の中に、まだら模様が入った卵を発見した。卵は毛布に包まれ、こんな文句が入ったメッセージカードが添えられている。 拾ってください。名前はまだありません──千沙はそれを見て、誰かが卵を捨てたのだと判断した。 「ひどい人がいるのね」 模様からして、ただの卵ではない事が分かる。おそらく、持ち主は訳あって捨てざるを得

銀狼の恋

浮世を離れ、魔物の住む森に一人の少女が住んでいた。名はリナ。 まだ十四歳になったばかりの、黒髪が美しい少女である。今、リナは森の奥深くにある泉で、水浴びと洒落込んでいた。 「ふん、ふ~ん・・・」 泉の澄んだ水が、美しい少女の体を清めている。滑らかな肌は水を弾き、元より持っている潤いに満ちていた。そこへ、 「おい、リナ」 草叢をがさがさと鳴らし、一匹の銀狼が声をかけてきた。 「あら、ジャ

撤退の果て

「ぎゃぁぁぁぁっ!」 戦場に野太い悲鳴が響きわたる。 悲鳴と怒号がせめぎあい続ける戦場は、徐々に人の悲鳴の占有率が増していった。 「さがれ!さがれ~っ!森まで下がるぞ!」 馬上から声を枯らし、混沌とする戦いを指揮しようと、必死で指示を出す将校がいた。 燈色の軽鎧に身をまとい、朱塗りの槍を振りながら、背後に見える森へと部隊を導こうとする。 彼女の名はアレステア オーレア共和国第百三十二

けだもの姫

ある山深い僻地に、 『けだもの姫』 なる少女が存在する・・・と、巷ではまことしやかに語られていた。その少女は魔物を駆り、野を蹴って空を舞うと言われ、世上においてはある種の伝説となっている。もっとも、その姿を見たものに言わせれば、少女は幼く、またまれに見る美しさを持っているとの事。それ故、山の麓ではけだもの姫を崇め、恐れてもいた。 僻地に興された小さなお社。それが、けだもの姫こと小夜子の住
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