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化け狸と少女の尻尾 その1

周囲を岩壁に包まれた洞窟の中に1人の少女がいた。 どういった原理か岩壁が放つほのかな光に照らされた少女は巫女装束に身を包んでいる。 薄く汗を浮かべ、頬をわずかに上気させながら少女が視線を向ける先には、小柄な少女の倍はあろうかという大狸がいた。 実際の狸というよりは信楽焼きの置物に近いずんぐりとした体型のその化け狸こそが、今回その巫女装束の少女――日和に与えられた任務の標的だった。 人間の言

永劫の宴

私の名は『少尉』とでもしておこう。 私は某国政府の一機関である研究所に所属するメンバーの一人である。 ―あんなことが起こるまでは。 事件の発端となったモノは地下数千メートルにある先カンブリア紀(太古代)の物と測定される地層より発掘された。 『肉塊』-それはそう呼ぶのがもっともふさわしい外見をしており、全長約1メートル。一目見ただけなら巨大なナマコのようにも思える。 表面は生肉のような

触手型パーソナルコンピューター

カタカタカタカタ 目の前のモニターを注視しながら、キーボードを叩き続ける女性達。 その中でたくさんのファイルが積み上げられた席に座り、 時折眼鏡の位置を直しながら、もくもくとキーボードを叩き続ける女性がいた。 彼女の名前は大里皐月(おおさとさつき) 世界でもトップクラスのKonyグループの電化製品会社Kony電気の第4企画室の副室長だ。 1名を除き女性で構成されている第4企画室はK

魔人ボロンゾ 令嬢奉仕

人がごった返す駅の構内 改札口の側の係員室は人で溢れかえっていた。 そこから少し離れたところに、一人の女性が立っていた。 年の頃は二十歳を少し過ぎたくらいだろうか。 清楚 その言葉が似合う女性は、美しく着飾り、駅にいる中では一際目立つ存在だった。 携帯電話を握り締め、駅の混雑を困惑したように見つめている。 そしてその女性を、駅の喫茶店の中から眺めていた男がいた。 赤いコート

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日は落ち、闇が町を覆う。 一際高いビルの屋上に、ボロンゾはいた。 ビルの縁に腰を降ろし、足を組んで、手にもったグラスを回している。 ボロンゾの隣にはワイン瓶が宙に浮き、ビルの下から吹き上げる風にも飛ばされず、ふわふわと漂っていた。 「んん~~。実にいい」 グラスの中のワインを回しながら、ボロンゾはその美しい色にうっとりとした。 深い赤 吸い込まれそうな程赤いワインは、極上の印でもある
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