最近出会い系で会った美人の画像

  • ハッピーメール【18禁】

  • PCMAX【18禁】

  • ワクワクメール【18禁】

さいかい その1

調度品のほとんど置かれていない西洋風の造りの部屋。
1つだけある窓からカーテン越しに差し込む夕日が1人の少女を映し出していた。
年の頃はせいぜい10を過ぎたくらいだろうその少女は、一糸纏わぬ姿で壁に大の字で張り付けられている。
とはいえ彼女は壁に直接磔になっているわけではない。
壁から1メートル程の空間をゼリー状の物質が満たし、少女――高槻沙耶――は首から下をその琥珀色のゼリーに埋め込まれているのだった。
頭だけは外に出ているために呼吸ができなくなることはない。
だがそれは沙耶にとっては必ずしも幸福なことではなかった。
実際、このゼリーに囚われて以来何度も死んだほうがマシだと沙耶は思っていた。
その原因は自分の意思では全く動かせなくなった自身の体ではなく、力なく正面に向けられた沙耶の視線の先にある。
「ふぁ……あ、もっとぉ……もっとうごいてぇ……」
部屋の反対側の壁にもゼリーがあり――というより、この部屋の天上、床、壁面全てをゼリーが覆っているのだが――
そこに沙耶とよく似た、ただし沙耶より数歳は年上だろうと思われる少女が囚われていた。
沙耶は呆然と、物心付いたときからずっと憧れていた姉――沙織――の初めて見る、そしてできるなら一生見たくはなかった姿を見つめていた。

沙耶と同じように一糸纏わぬ姿で大の字にゼリーに囚われている沙織。
しかし意思があるのかどうか定かではないそのゼリーは沙織に対し、ただ動けないようにしているだけの沙耶とは明らかに違う態度で接していた。
琥珀色のゼリーの中で、まだ成長途中ではあるが沙耶とは比べ物にならないほどに女としての柔らかみを帯びた乳房が絶えず形を変える。
そして無理矢理開かされた足の付け根にある慎ましやかな茂みの下では、本来閉ざされていなくてはならない割れ目が無惨にも押し広げられていた。
得体の知れない怪物に姉が乳房を捏ねられ、あろうことか神聖な胎内への侵入まで許している。
それだけでも十分過ぎるほど悪夢のような光景ではあったが、沙耶にとっての最大の悪夢は自分同様唯一ゼリーの外に出ている沙織の顔だった。
勉強ができる上に誰もが見とれるほどの美貌、そしてなによりいつも優しかった姉。
天はニ物を与えずという言葉が嘘であることを体現するかのように完璧だったはずの姉。
しかし今目の前にいる姉の顔にはそのころの面影など全く残っていなかった。
もちろん顔のパーツそれ自体が変わってしまったわけではない。
ただ、緩みきった目元には知性の欠片もなく、だらしなく半開きになったままの口からは絶えず泡混じりの唾液と湿った声が漏れ出ていた。
「だめ、また……きちゃう……もう、おかしく……」
沙織の体が痙攣し、弛緩する。
もう何度目かわからないその光景を見た瞬間、沙耶の瞳からは枯れ果てたと思っていた涙が一滴だけ零れ、床のゼリーの上で弾けた。

当然、最初からそんな状態だったわけではない。
このゼリーに絡めとられ、部屋の両側に離れ離れに磔にされた直後は沙織は沙耶と同じ反応をしていた。
最初は何が起こったか理解できず呆然とし、だが服が徐々に溶かされつつあることに気付いてからは、本能的な恐怖にとらわれ泣いて許しを乞うた。
その後、沙織だけが全身をゼリーに蹂躙されることになった。
この時点では沙耶は怪物の目的を食事だと思っていた。
この沙耶の勘は不幸にも的中した。
ただ1つ沙耶の想像と違ったのは、怪物にとっての食事の方法だったが
その違いはともかく、大好きだった姉が怪物に食べられる、そんな姿を見ていられるはずがなかった。
そして自らの体で一足先に怪物の食事の方法に察しがついた姉も、涙ながらに見ないでと言った。
だから沙耶は瞼を閉じ顔を背けた。
暗闇に閉ざされた視界の中で、姉の恐怖に塗りつぶされた声だけを聞きながらただひたすら神様に祈った。
姉を助けて欲しいと。
それさえ叶えられれば自分がどうなってもいいとさえ思った。
自分にとって理想の存在である姉が汚されるということは、自分自身がどうにかなってしまうよりも辛いことだったのだ。

それから何分、何十分たったかはわからない。
暗闇の中でただ祈りつづけていた沙耶は、聞こえてくる姉の声にわずかな変化があることを聞き取っていた。
姉の声としては初めて聞く類の声ではあったが、それが何を意味するのかに沙耶は見当がついてしまった。
まだ外見的には女性としての成長をほとんどしていない沙耶ではあったが、それでもときおりではあるが夜中ベッドの中で体の疼きを覚えることがあった。
ほんのわずかな、簡単に見落としてしまいそうな感覚。
しかし一度意識してしまうとどうしても振り払うことができないそれは沙耶を悩ませた。
そんな時、パジャマの上から胸や股間をそっと撫でるとそれを鎮めることができることを知った。
その行為の最中、体の中心を痺れるような感覚が掛け抜けていく瞬間にひとりでに漏れてしまう声。
沙耶は今聞こえてきている姉の声の中に、それに似たものが混ざりつつあることに気付いてしまった。
だが、なぜ姉がこの状況でそんな声を出すのかがわからない。
沙耶の体を拘束しているゼリーは確かに服を溶かされてしまったせいで胸や股間にも直接触れている。
そしてそのゼリーではときおり流れが生まれ肌の上をゼリーが滑っていく感触があった。
しかしそこからはおぞましさと恐怖しか生まれない。
少なくとも沙耶にとってはそれは間違いなかった。
暗闇の中で不安だけが大きくなっていく。
そしてその間にも姉の声はどんどん色を変えていく。
結局不安に耐えきれなくなり恐る恐る目を開けた沙耶の前に、もはや数時間前までの姉は存在していなかった。

神様などという存在が本当にいるのかはわからない。
そして仮にいたとしても沙耶の願いを叶えてくれたのかはわからない。
だが、もし神様などというものが本当にいて、沙耶の望みを叶えてくれたのだとしたらそれは最悪の形でだった。
姉の顔にも声にも、既に恐怖や苦痛の色はなかった。
そこにはただ与えられる快楽を貪ろうとするだけの1匹の牝がいるだけだった。
がむしゃらに振りまわされる頭を追いかけるように広がる長く艶やかな黒髪。
それは沙耶にとって憧れの象徴であり、沙耶も真似をして髪を伸ばしていた。
その黒髪が鞭のように周囲のゼリーを打ちつける。
それは本人もその髪を誇りにし、毎日長い時間をかけて大事に手入れをしていた姿からは想像もできない姿だった。
変わり果てた姉の姿を呆然と見ているうちに沙耶は再び姉の声が変化しつつあるのに気付いた。
甘い、粘るような声音からスタッカートを効かせた短く弾むような声へ。
追い詰められていくかのようなその声はやがて最高潮を迎えた。

薄暗い部屋、周囲を琥珀色のゼリーに埋め尽くされた中で、天上を見上げるように反らされた白い喉が沙耶の目に焼き付いた。
一瞬の後に沙織の体から全ての力が抜ける。
性の知識が乏しく、ままごとめいた幼稚な自慰しか知らない沙耶はそれが果てるというものだとは知らなかった。
それ故沙耶は姉が死んでしまったのだと思った。
現実味を伴わない喪失感の中で沙耶はこれからのことを考える。
ここまでくれば怪物が何を望んでいるのか子どもでもわかる。
沙耶はこれまで放置されていた。
それは沙織という沙耶とは比べ物にならないほど上質なエサ――怪物がどうやってそれを見分けているかはわからないが――があったからだ。
目の前に熟した果実と、まだ見るからに未熟で固そうな果実があったらどちらを食べるかなど悩むまでもない。
だが、熟した果実の方を食べ終えてしまったらどうだろう。
一度甘くて美味しいものを食べてしまったら、もう固くて酸味が強すぎるものになど見向きもしないかもしれない。
それとも、甘くて美味しいものがなくなってしまったのだから、仕方なくでも未熟な果実に食いつくのだろうか。
どちらにしろ、自分には始めから選択権など持たされていない。
この部屋に入ってしまった時点で全ては自分の手から離れてしまっているという諦めの気持ちだけが込みあがってきた。
だが、その考えは再び姉の口から漏れ始めた嬌声で打ち消される。
耳を塞ぎたくても手は動かない。
目を閉じることはできるが、そうやって目からの情報を断ってもその分耳からの情報が強調されて頭の中で響き渡る。
姉の生存を知らせるその声は、まだ悪夢が終わっていなかったことを沙耶に改めて思い知らせることとなった。
いつしか窓から差し込む夕日も力を失い、ほのかな月明りだけが部屋の中を照らし出していた。
しばらく前から沙織は全く反応を返さなくなっていた。
沙織の体に対するゼリーの責めは変わることなく続いているが、頭は力なく俯けたままで動きを見せなくなっていた。
ときおり漏れていたかすかな声も聞こえなくなり、見た目だけでは生きているかどうか定かではない。
一方で沙耶はいまだに拘束されたままで肉体的な責めには晒されていないものの、目の前で終わることなく続けられる惨劇は少女の精神を確実に削り取っていた。
その瞳から意思の光が失われて久しく、今はただその視線こそ姉のほうに向けてはいるが、そこに映る光景を認識しているかどうか甚だ疑問な状態である。

と、そこに新たな音が生まれた。
焼けた鉄板に生肉を押しつけたときのような音。
沙耶がのろのろと音のした方へと顔を向ける。
それは何かの考えての行動ではなく、ただ条件反射で行われたものだった。
虚ろな沙耶の視線の先、そこには視覚的な変化も起こっていた。
姉妹が半日ほど前に、その後待ちうける運命も知らずに通り抜けたドア。
気付いた時には既にゼリーによって覆われていたはずのそれと、その周囲から綺麗にゼリーが消えていた。
部屋の中でわずかに生じた変化によって、沙耶に紙一枚ほどのものではあるが理性が戻ってくる。
もう2度と開かないだろうと思われていたドアが、ゆっくりと開きつつあった。

ドアの先には1人の女性がいた。
女性としてはかなり長身の部類に入るだろうその背丈と、短く切りそろえられた髪から沙耶は最初その人物を男性だと思った。
加えて、薄闇の中でもはっきりとわかるほどの力強さを持った視線がその人物の性別をわかりにくくしていた。
だが視線を少し下ろしてみれば、そこにある立派過ぎるほどの隆起がその人物の性別をこれ以上ないほど強く主張していた。
その女性は一度部屋の両側に磔にされている姉妹の間で視線を往復させると、沙耶の方へ無造作に1歩足を踏み出した。
沙耶の耳がさきほども聞いた音を捉える。
それと同時に、女性の前にあったゼリーが道を開けるように1歩分だけ消滅していた。
よく見ればゼリーが消えた部分からはわずかに白い煙が生まれ、部屋の中にかすかに酸味のある匂いが漂い始めていた。
女性は床一面を覆い尽くすゼリーなど見えていないかのように歩きつづける。
それに合わせて女性の周囲数十センチの空間にあるゼリーが一瞬で蒸発していく。
怪物も不意の侵入者を敵とみなしたのか、天上や壁のゼリーの1部が盛り上がり歩みを止めない女性に向かって一斉にその手を伸ばした。
四方八方から降り注ぐそれに対し女性は一切反応をしない。
実際、目にも止まらぬ速度で打ち出された琥珀色の槍の内、その穂先を目標にまで到達させることができたものは皆無だった。
太陽に向け飛び立ったイカロスの翼の如く、一定距離まで近づくとその全てが蒸発してしまう。
沙耶はその圧倒的なまでの姿に死神を連想していた。
黒で統一された服装がそのイメージを加速させる。
程なくして女性はあと一歩踏み出せば沙耶に手が届くほどの距離に到達していた。
女性が足を止める様子はない。

沙耶は反射的に目を閉じていた。
恐怖からではない。
それはただの反射。
次の瞬間には自分も気体となって部屋に漂うことになるのだろう。
それでもこの地獄から開放されるなら死神の手だって喜んで取った。
すぐ側でもう聞きなれた音が生まれ、直後に全身を包む解放感。
肉体から解き放たれるというのはこんな感じなのかと頭の片隅で妙に冷静に受け止めていた。
「大丈夫か」
頭のすぐ上からかけられた声で我に返った。
少し低めの、感情を読み取れない平坦な声。
それでも沙耶の意識を引き戻すには十分だった。
気がついてみれば、足の先には2度と感じることはできないと思っていた堅い床の感触。
脇の下から背中にまで回された腕が力強く支えてくれている。
ゆっくりと目を開けた沙耶の目の前に息を呑むほどの美貌があった。
姉の全てを包み込むような柔らかさを持った美しさとは違う、いかなるものを前にしても屈することはないだろう意志の力に満ちた美。
その美しさに見とれているうちに沙耶は床に横たえられていた。
そこでようやく助けてもらったということに考えが至る。
「……ぁ……」
言葉を紡ごうとして、だがまるで何年も声を出していなかったように喉が貼りついて上手く声が出ない。
「無理に喋ろうとするな。少し寝ているといい」
目の前に手をかざされると意識が急速に遠のいていく。
その中で沙耶は無理矢理言葉を紡ぐ。
「おね……ちゃんを……けて」
きちんと伝わったかはわからない。
それでも全身の力をかきあつめてなんとかその言葉だけを絞り出した。
わずかな間の後、
「あの子は……もう無理だ」
かろうじて意識を繋いでいた最後の糸が切れる直前、あいかわらず平坦な、だがどこか沈んだ声が聞こえた。

 

 

 
夜の闇に包まれた林の中に、1人の少女がいた。
少女の体は地面から数メートルの位置にある。
もちろん少女自身に空を飛ぶなどという能力はない。
田舎の夜、まして林の中ともなればその闇は深い。
その中でよくよく目を凝らしてみれば、少女の四肢に巻きつく紐のようなものが見えた。
夜闇に溶け込みそうなほど赤黒く生々しい色合いをもつその紐は林のさらに奥深くから伸びており
人間の手首ほどの細さでありながら少女の体を軽々と空中に縛りつけていた。
両手を頭上に万歳のように上げ、さらに両膝に巻きつく肉紐で足を左右に割り広げられた少女。
それはさながら糸の色こそ違えどクモの巣に捕らえられた蝶を連想させる姿だった。
「くそ、放せよ! なんだよ、これ!?」
少女が未知の現象に対する怯えと焦りの色を含ませつつ叫ぶ。
少女――円上香澄――は現在通っている中学で陸上部に所属していた。
香澄が今いるこの林は彼女の日課となっている夜のランニングコースに面しており
いつものようにこの林の横を通りかかった彼女は突然林の中から伸びてきたこの肉紐に絡めとられ、一瞬でこの場所まで引き摺り込まれたのだ。
「放せ! 放せって!」
香澄はとにかく現状から脱しようと身を捩らせる。
学校指定の白のTシャツと紺のハーフパンツから伸びるスラリとした手足に思いきり力を入れた。
しかし少女が部活を通して一生懸命鍛えた筋肉も、人知を超えたこの肉紐の前では所詮蟷螂の斧に過ぎなかった。
手首と膝に巻きつく肉紐を振りほどくどころか、無理矢理開かされた足をわずかに閉じることすら許されない。
現状を否定するように首を振り、自由を許された膝から先を空しく宙でバタつかせることだけが少女にできる精一杯の抵抗だった。

夏であるため夜とはいえ気温はまだ十分に高い。
ランニング中に元から浮いていた汗に、ここに来てからの精神的な発汗が加わり香澄の全身は既に汗でずぶ濡れになっていた。
活動的な印象を与えるショートカットの髪や薄手のTシャツが汗を吸い肌に貼り付く嫌な感触が生まれる。
「くそ、どうしたら……」
力任せでは脱出できないことを悟った香澄は頭の中で次の手を模索した。
助けを呼ぶことはできない。
周囲に民家はなく、香澄が走っていた道も夜になれば滅多に人通りはないことを普段のランニングを通して嫌というほど知っていた。
そんな中、香澄に唯一残された希望は家族だった。
いつもの時間になっても香澄が戻ってこなければ心配して探しに来てくれるかもしれない。
特に、普段から呆れるほど心配性な母は勢い余って警察に連絡してくれる可能性も高い。
問題はそれまで自分が無事でいられるかということだ。
家を出てからまだそれほど長い時間は経っていない。
家族が異変に気がつくには少なく見積もっても1時間はかかるだろう。
そして何より、仮に拳銃を持った警官が来てくれたところで、この得体の知れない存在に太刀打ちできるのか。
不安の種はいくらでもあった。
『女の子なんだから夜中に外出するのは止めておきなさい』
不意に頭の中で母の声が再生された。
気丈にもこの異常事態の中でも揺らぐことがなかった香澄の瞳に初めて涙が滲む。
(ごめんなさい、お母さん)
今日も母の心配に「大丈夫だから」と笑って返し家を出たきたのだ。
もちろん母もこんな事態を予想してはいなかっただろうが、それでも夜中で歩くべきではないという言葉の正しさを香澄は文字通り身を以って痛感していた。
(大丈夫、きっと助けが来る)
それでも香澄はわずかな希望にすがりつくように心を引き締めた。

「ひぅ!」
そんな香澄の気持ちを嘲笑うように、彼女の身体を新たな異変が襲った。
髪の毛によって守られていないうなじを、ぬめりを持った生温かい何かにぞろりと舐め上げられる感触に小さな悲鳴を上げる。
慌てて首を捻った香澄の目に映ったのは、林の奥から伸びる新たな肉紐だった。
手足を戒めているものより若干細いそれは、表面に粘液を纏い木の葉の隙間からかすかに降り注ぐ月光を浴びてテラテラと塗れ光っている。
「ん……んぅ、止め……」
最初に香澄のうなじを舐め上げた肉紐が首の後ろから服の下へ侵入を図る。
手を使えずそれを阻止することができない香澄は背筋を這いまわるナメクジのような触感に総毛だった。
「入って、くるなぁ……」
最初の1本を皮切りに、数を増やした新種の肉紐が次々と服の下へと潜り込んでくる。
袖から入ってきたものに脇の下をくすぐられ、服の下で暴れる肉紐のせいでハーフパンツから出てしまっていた裾から入ったものはへその穴をほじるように先端を押しつける。
好き勝手に動き回る肉紐は香澄の体表に浮いた汗を舐め取り、そのお返しとばかりに自らが纏う粘液を擦りつけてくる。
「だ、駄目、そこはっ!」
やがて複数の入口から侵入した肉紐達はある部分で合流を果たした。
服の下でスポーツブラが押し上げられたのが見るまでもなくわかる。
激しく動いても極力ずれないようにデザインされたスポーツブラも、それを排除しようという明確な意志の前では大した抵抗にもならなかった。
(こいつ、まさか……)
香澄はいつしかその肉紐の動きから意志を感じ取っていた。
それぞれが好き勝手に動いていたはずのそれは、いつしか確かな連携プレイを始めている。
あるものが同学年の女子の中でもかなり大きい部類に入る香澄の乳房を強調するように麓を絞り上げると
またあるものはそうやってくびり出された豊かな果実の先端を押し込むようにその身を擦り付けてくる。

「くぅ……そんな、乱暴に……んんぅ!?」
上半身、特に胸部に意識を集中していた香澄の隙を突くように、別の肉紐が肉食動物のように引き締まった香澄の太股の裏を舐め上げる。
そしてその肉紐は香澄に抵抗の言葉を吐かせる間も与えずハーフパンツの裾から侵入を果たし、
器用にも汗で肌に貼り付くようになっているショーツの下にまで潜り込んだ。
「ひっ、嫌ぁ……」
乳房に比べまだ芯に固さを残す尻臀を舐められ弱々しい声が漏れる。
この怪物が香澄の身体の中でも“女”の部分を求めていることは、それまでの行動で香澄も勘付いていた。
そしてショーツの中には彼女にとって最も神聖で重要な女の部分がある。
「駄目、そこだけは!」
ところが香澄の予想に反して、1度は侵入を果たした肉紐は尻臀の上を通りすぎそのまま外に顔を出した。
「あ……?」
香澄の心に一瞬の安堵が浮かぶ。
しかしそれは本当に一瞬で掻き消えた。
「嫌、嫌ぁぁぁ!」
顔を出した肉紐は鉤爪のようにその先端を折り、それをハーフパンツの端に引っかけるようにしてその身を引いた。
一瞬にしてショーツごとハーフパンツが太股の半ばまで引き下げられる。
無理矢理広げられた足の付け根で、香澄の秘部が外気に晒された。
汗でしっとりと濡れたそこが風によって冷やされ、
その冷たさは香澄の心の芯までも凍りつかせるように少女の心を攻め立てた。

まるで用を足すときのように下半身だけが外気に晒される。
そこにまた新たな種類の肉紐が姿を現した。
今までのものと違い1本だけしかないそれは、その悪趣味さでも他の肉紐とは一線を隔していた。
本体部分の太さでは今も胸に纏わりついているものより細いかもしれない。
しかしその表面をびっしりと埋め尽くすイボのせいで、その肉紐は太さを一回りも二回りも大きくしていた。
加えてイボの中心にあいた小さな穴から絶えず染み出す粘液の量は胸のものの比ではなく、
まるで御馳走を前にしたときの涎のようにボタボタと垂れ落ち、地面に染みどころか粘液溜りを作っていく。
「来ないで! 来ないでよぉ!」
今度こそ最も大事な部分が侵されるという恐怖から香澄は死に物狂いで腰を揺らす。
足を閉じられない状態ではそうやって侵略者の狙いを外すことくらいしかできることはなかった。
こんな小さな動きでは最初の1回2回はともかくいつまでもかわしきれるはずはない。
それはわかっていても止めることなどできるはずがなかった。
だが悪辣な陵辱者は少女のそんなささいな抵抗すらも許さない。
手足に巻き付いているものと同じ拘束用の肉紐が背後から伸び、上下左右に揺れる胴に巻きついた。
塗り付けられていた粘液をものともせずしっかりと巻きついたそれと、あらかじめ両膝に巻きついていた肉紐によって香澄は分娩台に乗せられた妊婦のような姿勢で固定されてしまう。
「やめてぇぇぇ!」
夜の闇を切り裂くような一際大きな悲鳴が迸る。
その悲鳴に対抗するようにベチャリ、という下品な音を立ててイボ紐が香澄の下腹部に触れた。
先端をへそのすぐ下あたりに置き、長い胴によって年相応の淡い翳りや足を限界まで広げられてもまだしっかりと閉じている割れ目、そしてそのさらに下の会陰部に至るまでをも覆い隠す。
それはまるで自ら奪い取ったショーツの代わりを務めようとしているかのような光景だった。
だが少女の大切な部分を守ろうとしていたショーツと、その部分を今から蹂躙しようとしているイボ紐の意図は全く正反対といえるものだ。
触れている部分からも染み出しつづける粘液の感触と、最も恥ずかしい部分全体を包む生温さが少女を絶望の淵へと追いやっていく。

「ひぁ……動く、なぁ……」
香澄の懇願も怪物には届かない。
彼女の下腹部に張りついたイボ紐が前後に動き始めた。
ゆっくりとした動き、だがそれはまだ性的経験のない少女を気遣ったものではなくただ粘液をじっくりと染み込ませるための動きだった。
動きが遅い故にイボの感触が鮮明に感じられる。
「ひぁ……なに、これ、いやぁ」
押し付けられたイボは肌を直接舐め上げ、薄い性毛をショリショリと擦り、閉じた割れ目をやさしく押し広げて内部に顔を押し入れる。
その動きは粘液のおかげもあって非常にスムーズであり、かすかな刺激が熾火のように香澄の脳裏をチロチロとくすぐった。
その長さを活かして動く肉紐の1ストロークは絶望的なほど長い。
その間途切れることなく刺激を与えつづけられ、一瞬の休憩を挟んで帰りの道行きが開始される。
「おかしい……こんなの……うぅん……」
最初は気持ち悪さだけで構成されていた下腹部から送られてくる刺激の中に、かすかではあるが違う何かが混ざりつつあることに気付いてしまった香澄が困惑の声を上げる。
吐き気を催す気持ち悪さの底に潜む甘い痺れをともなう感覚。
「ちがう……そんなはず、ないぃ……」
否定の言葉で必死にその感覚を振り払おうとする香澄だったが、体は確実に彼女の意思に反旗を翻しつつある。
その尖兵となったのは力任せに捏ねられつづけている乳房だった。

その先端から生まれる刺激が質、量ともに跳ね上がった。
やわらかい乳房と肉紐の間に硬質な感触が生まれつつあった。
先端にあり徐々に硬度を増すその粒を押し込まれると胸全体に電流が走る。
そしてその電流は乳房の中で反響して力を増し、脳に向かって駆け上がってくる。
「くぅん……あ、だめぇ」
止めようとしても溢れ出す湿った吐息。
それを自覚してしまっては、今自分が感じているものが性感と呼ばれるものだと香澄はもう認めざるを得なかった。
その香澄の変化に合わせるように下腹部のイボ紐が速度を増す。
ブラシで恥部全体を擦り上げるような刺激に目が眩みそうになった。
「ひゃぅん!」
香澄の声が一段高くなり、その体がびくんと震えた。
「や、そこは、おねがい、そこは」
動きを速めたイボが徐々に硬度を増していた香澄の陰核を連続で弾く。
その鋭い刺激に香澄の意識はなすすべもなく翻弄された。
「あ、あ、あ、だめ、もう、なにか……」
弾かれるたびに体積と硬度を増す陰核。
叩いては去っていくイボの内の1つが、偶然にも香澄の急所を辛うじて守っていた包皮を剥き上げた。
刹那の間、香澄はそこで起きた致命的な変化を本能的に感じ取った。
そしてまるでそこに目がついているかのように、守りを失ったそこに接近する次のイボの存在を感じてしまう。
駄目、その一言すら放つ間も与えられず、少女に初めての絶頂を教えるという大役を任されたイボが香澄の急所を爪弾いた。

「いやぁぁぁぁ!」
香澄の全身が、指の先、足の先に至るまで伸びきった。
生まれて初めて到達した高み。
自らの意思に反し、一方的に与えられる刺激によってそこに近づきつつあることは香澄も本能的に感じ取っていた。
だがそれは背中を無理矢理押されて階段を上らされていたようなものだ。
まだ一段一段上っていく自分を自覚するわずかな余裕があった。
だが最後に来たのはいきなり大砲で打ち上げられたかのような衝撃。
そのあまりにも強引過ぎるショートカットは香澄に心構えをさせるだけの情けを持っているとは到底言い難かった。
重力から解き放たれたような感覚の中で、香澄は自分の体の1番深いところから何かが抜き取られていくのを感じ取る。
「あ、あぁ……」
自分という存在が希薄になり空中に溶けてしまいそうな錯覚。
(た、食べられてる……)
途切れそうな意識の中で、香澄は怪物の本当の目的を本能的に悟っていた。

ぼんやりとした意識の中で認識した下腹部に当たる外気の冷たさに、香澄はイボ紐がそこから離れたことを知った。
(も、もう、終わり……?)
自分でありえないとわかってしまう希望。
律儀にもそれを否定するように、乳房にはまだ肉紐達が纏わりつき、怪物がまだ満腹になっていないことを教えてくれる。
後ろに力なく倒されていた頭を起こし、薄目を開いた香澄が見たもののは自分の秘部、それも初めての絶頂の余韻で薄く開いた割れ目の中ほどに真っ直ぐ近づいてくるイボ紐の姿だった。
(入れられちゃう……)
怪物の食事は香澄の思考力をも奪っていったのか、最悪の事態が目の前に迫っているにもかかわらず香澄の心はそれを受け入れていた。
イボ紐の先端がキスをするように少女の秘園に触れる。
(ああ、はいっちゃう……)
「ぎ、ぃぃ……」
下腹部の中心に激烈な痛みが生まれた。
その痛みが、まるで頭に冷水をかけたかのように薄れていた香澄の意識を引き摺り戻した。
「あぅ、ぐ……いやぁ、はいって、くる……いやぁ……」
痛みのせいで涙が溢れ出す。
いかに1度の絶頂でわずかに緩んでいたとはいえ、そしてイボ紐だけでなく香澄自身も挿入をスムーズにするための液体を分泌していたとはいえ
初めてそこに迎えいれる異物としてはそのイボ紐はあまりにも太すぎた。
抵抗をものともせず突き進むイボ紐から逃れようにも、腹に巻きついた肉紐のせいで腰を上に逃がすこともできない。
2人分の粘液と少女の初めての証である血液を纏ったイボが膣内の襞を1枚1枚擦り上げる。
そこから生まれる微電流も、胸の頂きから絶え間なく流し込まれる痺れも、この圧倒的なまでの痛みの前では無力だった。
「いたっ……とま、とまってぇ……」
やがて香澄の願いを聞き届けたわけではなく、単にこれ以上は物理的に進めないという理由でイボ紐が動きを止める。
そこでようやく痛みがわずかに引いた。
とはいえ今にも股が裂けてしまいそうなほどの痛みであることに変わりはなかった。

「っく……、ひっく……、もうゆるしてよぉ……」
涙はとめどなく流れつづける。
それでも陵辱者は手を緩めようとはしなかった。
「ひっ、そこ、そこは……」
新たな異変は痛みの塊のようになった場所から少し下で起こった。
香澄のハーフパンツを脱がした後は役目を終えたかのように離れていた肉紐が再び近づき、あろうことか少女の排泄のための窄まりを先端でつついてきたのだ。
「そんなとこ……つっ!」
つつくだけで飽き足らず、先端をグニグニと押し付けはじめた肉紐の意図を察知し反射的に括約筋を締めた香澄の全身を新たな痛みが駆け抜ける。
後ろの穴と連動して膣が締まり、ただでさえ耐え難い痛みを生み続けていたそこがさらなる痛みを生んだのだ。
その痛みから逃れるために、意思に反して香澄の体は括約筋を緩めてしまう。
頭では、そうすることで新たな痛みに襲われる未来が容易に想像できてはいても。
そして現実は未来予想図に完璧に一致した。
わずかに緩んだその隙を逃さず、肉紐がその先端を少女の体内に埋没させる。
頭さえ入ってしまえば、それ自身が元々纏う粘液と、その上の穴から溢れ出す液体によって挿入は一気にスムーズになった。
「いたっ、いたいぃ、入ってこないでぇ……」
場所が違うとはいえ同じく体内に入ってきた仲間を歓迎するように前の穴を満喫していたイボ紐が動き始める。
腸内を異物が逆流してくる気持ち悪さ、後ろの窄まりを無理やり開きっぱなしにされる違和感、膣内で暴れまわるイボによる痛み。
「中で……中でぶつかって……いたいのに……いたいのに、なんでぇ……」
1枚の薄い肉の壁を挟んで2本の紐が体を擦りつけあう。
1度は痛みに上書きされて消えていたはずの快感が再び自己主張を始めた。
痛みと混ざり合い頭の中から他の全てを押し出していく甘い痺れ。
「また、きちゃう、こんなので、またぁ!」
数分前に初めて知った高みがまた近づいてくる。
それを恐れるだけの余裕は香澄にはもう残っていなかった。

 

コメントは停止中です。

サブコンテンツ